2025年6月12日木曜日

<海の日アクション 2025  海といのちを守るつどい〜>


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 日時:7月21日(月・祝)海の日

    13:20〜15:30

     *13:20〜14:45 アトラクション・リレートーク

     *15:00〜15:30 パレード(雨天中止)

場所:いわき市小名浜 アクアマリンパーク 

           (いわき市小名浜辰巳町地内)

   (雨天時:小名浜魚市場2階会議室)

アクアマリンパーク|見る・遊ぶ|いわき市観光サイト - いわき市の観光・旅行情報が満載!

アクセス JR泉駅前からバスで15分

     JRいわき駅前からバスで35分

     (イオンモールいわき小名浜停留所から徒歩5分)

     

 きれいな海を未来の子どもたちに手渡したい

2023年のALPS処理汚染水海洋投棄から2年がたちますが、ふるさとの海、日本の海、世界の海を放射能でこれ以上汚したくないという声は止みません!

 

@熱中症対策をお願いいたします。

当日は気温が非常に高くなることが予想されます。帽子や日傘の使用、こまめな水分補給など、熱中症にならないよう事前の予防対策をお願いいたします。

 


2025年6月11日水曜日

ALPS処理汚染水差止訴訟の6月20日の 第5回口頭弁論は10月1日に延期となりました

  6月20日に指定されていた第5回口頭弁論期日は、裁判所の予定調整ミスにより、10月1日に延期されました。

 前回1月に口頭弁論が開かれてから9か月間、審理が止まることになります。その間にもALPS処理汚染水は流され続けています。

 弁護団からも裁判所に対し、この件に対する抗議と、経緯の説明を求める書面を提出しました。


傍聴を予定されていた方には残念なことですが、ぜひ10月の口頭弁論に予定を取り直していただければと思います。

また、延期になったことをお知り合いの方などへご周知お手伝い頂けますと幸いです。


以下、弁護団共同代表からのメッセージをお伝えします。

原告・支援者の皆さん

 6月20日の第5回裁判期日は、行われない事となりました。

 裁判所の説明によると「6月20日には、裁判官の研修が行われる予定であり、そちらを優先せざるを得ない」との事です。

 現裁判長か前裁判長のミスかはわかりませんが、いずれにしても裁判所が研修予定を見落としていた事による裁判所のミスです。

 余りにも不用意な重大ミスと言わざるを得ません。

 1月21日の第4回期日以来、10月1日の期日まで9か月もの長期に亘り、私たちの裁判を受ける権利が無視されたのです。

特に本訴は、一刻も早く止めなければならないALPS処理汚染水の海洋投棄の停止を求めるものです。

その意味では、通常の裁判よりも裁判の早期進行に心が配られなければなりません。

私達弁護団は、この重大なミスについて厳重な抗議をするとともに、今回の期日取消の経緯について裁判所に説明を求めています。

 共に頑張りましょう。

 弁護団共同代表   弁護士 広田 次男

         弁護士 河合 弘之

         弁護士 海渡 雄一

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◇ALPS処理汚染水を海に捨てるな4.26東京集会の動画を公開しています!

 去る426日、東京・日比谷コンベンションホールにて集会を開催しました。

 弁護団による訴訟の報告、おしどりマコさん・ケンさんの「不知を自覚して知の巨人になり 少数で想定外のパワーを持とう!」と題した記念講演、動画「海とつなぐ心 済州島・海女たちからのメッセージ」などを公開しています。ぜひご覧ください!

 ALPS処理汚染水差止訴訟 - YouTube

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 ALPS処理汚染水差止訴訟原告団・支援する会

 メール  sashitome.shien@anppa.org

 ホームページ https://alps-sashitome.blogspot.com/

 原告団・支援する会事務局住所

 970-8045 福島県いわき市郷ケ丘4丁目13-5 丹治方

 電話番号 090-7797-4673(丹治)

 みずほ銀行いわき支店 普通預金 3045465

 口座名:原発汚染水の海洋放出差止めの裁判を支援する会 会計 吉田力

2025年5月2日金曜日

核拡散防止条約(NPT)再検討会議第3回準備委員会でのスピーチ


 『核拡散防止条約(NPT)再検討会議』の第3回準備委員会が、

        国連本部・ニューヨークで、開催されました。


■動画 核拡散防止条約(NPT)再検討会議第3回準備委員会

https://webtv.un.org/en/asset/k1h/k1hse9op1q

*金本弘さん(日本被団協)のスピーチ NGO1 (動画の2:20〜)

 通訳は、「核なき世界へのマンハッタンプロジェクト」(NGO)の共同創始者のおひとり、井上まりさん(ニューヨーク州弁護士)です。


 *サハラさん(福島県出身)のスピーチNGO7 (動画の36:33〜)

「核なき世界へのマンハッタンプロジェクト」のステートメントが読み上げられました。大変力強いスピーチで、「ALPS処理汚染水差止裁判」や「311子ども甲状腺がん裁判」に連帯する思いも述べてくださいました。

サハラさんは、放射能汚染水海洋投棄 の中止を求めるバナーのハンカチを机に飾り、海洋投棄への抗議と私たちへの連帯を示してくださいました。

このステートメントの賛同団体に『これ以上海を汚すな!市民会議』も加わりました。

情報の拡散にご協力ください。

 

  *原水協、広島市長、長崎市長、韓国の団体の代表のスピーチもありました。

 

井上さん、サハラさん、非常に大切なお働きを担ってくださり、ありがとうございます。

「核なき世界へのマンハッタンプロジェクト」の皆さんと共に核の無い社会を実現するうねりを作っていきたいと思います。

 ■スピーチの全文(英語)

https://www.dropbox.com/scl/fi/9nwny8j53zshrk7wndefi/NPT-Statement-by-Manhattan-Project-for-a-Nuclear-Free-World-NPT-2025-final.pdf?rlkey=psgweul3x0y000irjrrmewaul&st=w17l8cir&dl=0

■スピーチの日本語訳  

https://www.dropbox.com/scl/fi/435j8xmakmpm966j8jfzg/NPT-2025.pdf?rlkey=ljtwjuqa8bpy5z03eadifulcx&st=cgpckic0&dl=0


〇20250501 毎日新聞「無期限に進展ない議論を続けるのか」 NPT準備委で被爆者演説

https://news.yahoo.co.jp/.../4caa7c02fe3af377a562ea01f346...

・・・・・・・・・・・ 

3 回核不拡散条約(NPT)準備委員会での

              「核のない世界のためのマンハッタン・プロジェクト」による声明 (日本語訳)


議⻑、ありがとうございます。

以下の声明は、世界各地の121 の団体によって賛同されました。

私たちは、福島第⼀原発事故が始まってから1 年を迎える2012 年に結成されたボラン

ティア主導の団体です。私たちの使命は、核兵器と原⼦⼒エネルギーを世界に解き放っ

たマンハッタン計画の受け⼊れがたい成果を取り消すことです。核被災地の⼈々の権利

を核植⺠地主義と核帝国主義によって引き起こされる継続的な悪影響から守るために、

私たちは⼈権を尊重する施策を推進しています。

2011 3 ⽉、⽇本で原⼦⼒緊急事態宣⾔が発令されました。あれから14 年が経ちま

したが、緊急事態宣⾔は今も継続中です。何万⼈もの⼈々が未だに避難を余儀なくされ

ています。福島では、何百⼈もの⼦どもたちが甲状腺がんと診断されています。特に、

災害前の⽇本の年間⼩児甲状腺がんの症例数が100 万⼈あたり1 ⼈か2 ⼈だったこと

を考えると、この数字は⾮常に憂慮すべきものです。

私たちは、事故を起こした東京電⼒の福島第⼀原⼦⼒発電所からの130 万トンのいわ

ゆる「処理済み」でありながら放射性廃⽔が太平洋に投棄されていることを強く⾮難し

ます。海洋放出は2023 8 ⽉に始まり、30 年以上続く予定です。廃⽔には、プルトニ

ウム239、ストロンチウム90、セシウム137、ヨウ素129 など、東京電⼒の機能不全に

陥る除去設備では、完全に除去できない数⼗の放射性同位元素が含まれています。この

設備では、トリチウムと炭素14 を全く除去できません。敷地内に溜まった放射性廃⽔

は、損傷した原⼦炉の⾼レベルの放射能で汚染された溶融炉⼼の冷却⽔や、汚染された

地下⽔や⾬⽔を含むので、放射性レベルが⾼いのです。

(続きは、上記の和訳をご覧ください)



4.26「ALPS処理汚染水を海に捨てるな 東京集会」の動画です

             

ALPS処理汚染水を海に捨てるな 4.26東京集会」の動画をアップしました。

https://www.youtube.com/playlist?list=PL1Fi6W-SMKo-P6GfE7l8Jg876hkWZLDk8


*「生活ニュースコモンズ」に記事が掲載されました。

  (記者:岡本 有佳 さん  2025427日)

『福島原発の放射能汚染水が海に投棄された日、「絶望的な気持ちになってただ海を見つめていた」 

済州島の海女と福島の女性たちの出会い・連帯への一歩』

https://s-newscommons.com/article/7995

 

2025年4月21日月曜日

【ALPS処理汚染水を海に捨てるな 4.26東京集会&青のパレードのお知らせ】

   

                                         


東京電力福島第一原発事故では、メルトダウンによって溶け落ちた核燃料に地下水や冷却水が触れ、大量の放射性汚染水が発生しました。東京電力はこの汚染水をタンクに貯めながら、 ALPS(アルプス = 多核種除去設備)という装置で処理していますが、放射性物質は取り切れず、基準値を超えて残留しています。

東京電力と政府は、漁業者団体に対し「関係者の理解なしには、いかなる処分も行わず」タンクに保管するという文書約束をしていたにも関わらず、反対を押し切り、2023 年8月に海洋投棄を開始しました。捨てる先の海水と混ぜて薄めているといいますが、海に捨てられる総量は変わりません。どれだけの期間流し続けるのかも明らかになっていません。

2023年には漁業者と一般市民が東京電力と政府に対し、「 ALPS 処理汚染水差止訴訟」を福島地裁に提訴しました。

海洋投棄は、原発事故を起こした上に、故意に「二重の加害」を与えようとするものです。

放射能の影響は、長期間かかって表れてくるものもあります。いのちの源である海を守らずに人類の未来はありません。ぜひ、ご参加ください。


【集会】

(日時) 4月26日(土) 14:00~16:00

(場所) 日比谷コンベンションホール (東京都千代田区日比谷公園1-4 日比谷図書文化館)

<資料代>600円

(内容) ・記念講演 おしどりマコさん・ケンさん

       (漫才協会、落語協会、日本保健物理学会会員。

       原発事故後、様々な記者会見、議会、検討会等を取材)

     ・弁護団の裁判報告

     ・原告団のスピーチ

     ・海外からのメッセージ

 

【青のパレード】

16:30~ 日比谷公園中幸門→東京電力本店前→数寄屋橋・銀座方面 流れ解散

(共催) 原発とめよう!東京ネットワーク

*青色のものを身につけてご参加ください

*海の生き物のプラカード歓迎!


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(連絡先)ALPS処理汚染水差止訴訟原告団・支援する会

メール sashitome.shien@anppa.org 電話番号 090-7797-4673(丹治)

ホームページ https://alps-sashitome.blogspot.com/

2025年2月4日火曜日

汚染水の海洋投棄に反対するスタンディング(2024.9~2025.1)

                                                                          いわき市

                        フランス

全国各地・海外で行われている汚染水海洋投棄反対のスタンディング

(2024.9~2025.1)の様子です。

いただいた写真を動画にしました→ https://youtu.be/HWItgU5dFaY 

 

国内外の反対の声を押し切り、2023年8月24日、政府はALPS処理汚染水の海洋投棄を強行しました。

海は全てのいのちの源です。人間の都合で放射性物質を投棄してはいけないのです。まして、海の生き物は声を上げることはできません。

反対の声を上げられるのは私たち人間だけ!

今年も地域や国を越えて私たちはつながり、ALPS処理汚染水投棄の中止を求めるアピールをしましょう。



■放射能汚染水放出に反対する北区の会のみなさんから、

偶然通りかかったアーサー・ビナードさんが発言された動画を送っていただきました。

原発の実態を証言されています。

https://www.youtube.com/watch?v=ArRroTOKxIM

(発言 25分30秒~35分)

(Live!通りすがりのアーサー・ビナードさん 発言◆王子駅前街宣◆放射能汚染水の放出に反対する北区の会/STOP改憲・北区の会@JR王子駅前 2025/01/12)

2025年1月29日水曜日

 

       <復興と言われてしまえば本当の心を言葉にできない空気>。
        その「空気」にあらがう三原さん


『汽船ゆく大海原に「処理水」と人の名付けし水放つらし

           (歌集「土地に呼ばれる」より)』

 読売新聞記事 の紹介 ←こちらから読めます

 

海渡雄一弁護士が、浪江町出身の歌人三原由起子さんが取り上げられた、読売新聞の記事について書いています。

コメントごとシェアします。

汽船ゆく大海原に「処理水」と人の名付けし水放つらし

(三原由起子さんの歌集「土地に呼ばれる」より)

 三原さんのアルプス処理汚染水の海洋投棄について詠まれた和歌が、読売新聞の福島版に取り上げられました。

 この、海洋投棄に対する違和感を持っている人は、読売新聞の読者にもおられるだろうと思います。その違和感すら口にできない状況を、読売新聞が、こんな素晴らしい記事とともに伝えてくれたことは、素晴らしいことだと思います。

 放射性物質への恐怖、アルプス処理汚染水の海洋投棄への違和感を表明しただけで、風評加害者呼ばわりされる風潮のなかで、このような記事は、とても貴重で、その素材を提供してくださった三原さんに感謝するとともに、この記事を書いてくれた記者さんの柔らかい感性に、感銘を受けました。

2025年1月28日火曜日

第4回 ALPS処理汚染水差止訴訟期日の報告

 2025年1月21日に、第4回口頭弁論期日が開かれました。



この日は1名の原告と2名の原告側代理人弁護士が意見陳述を行いました。


長年有機農業を営んできた原告の魚住さんからは、自然は循環の中にあり、原発事故の際の直接の汚染に苦しんだ上に、海洋投棄されたトリチウムが水蒸気となって陸地に雨とともに降り注ぐ恐れについてなどが陳述されました。


弁護団からは、国際条約に抵触するすることや、太平洋島しょ国からの声についてや、放射性物質が健康に与える影響などの陳述がされました。


次回口頭弁論期日が、裁判所の都合により変更となりました。第5回口頭弁論は6月20日(金)14:15開廷です。


4月26日には、東京の日比谷コンベンションホールで集会と、その後にパレード行進を行います。


今年もALPS処理汚染水差止訴訟にご注目ください!


報告会動画などはこちらからご覧ください

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