処理水海洋放出“差し止め”求め提訴へ 漁業者や市民【処理水 福島の葛藤】
原発処理水の海洋放出決定を受け、福島県内の漁業者や市民などでつくる原告団が、処理水放出の差し止めを求めて、国と東京電力に対し、訴えを起こすことが明らかになりました。
▼シリーズ「処理水 福島の葛藤」
原告や代理人の弁護士が、23日、福島県いわき市で会見を行いました。それによりますと、国に対し、処理水を海に放出する認可や使用前検査の合格の取り消しとともに、東電に対し、処理水を海に放出しないよう求めるということです。
会見で原告側は「処理水が放出されれば、漁業生産物の販売が著しく困難となることは明らか」などと主張しています。
最初の提訴は9月8日に、福島地裁となる見通しで、追加提訴も予定しているということです。
▼処理水 福島の葛藤
処理水の海洋放出開始日が決まりましたが、関係者の理解や風評への懸念など、課題は残ったままです。TUFでは、処理水をめぐる課題や現状をシリーズでお伝えしています。
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